コンプライアンス

基本的な考え方

 ケーツーステーションでは健全な経営を推進し、企業市民としての社会的責任を果たしていくために、コンプライアンスをあらゆる企業活動の最上位にあるものと位置付け、役員および従業員一人ひとりのコンプライアンス意識の醸成と継続的な向上に努めています。
すべての役員と従業員が日々の業務において、各国・各地域に適用される関係法令や社内規程を遵守することはもとより、顧客、取引先、役員、従業員、地域社会の方々といった事業活動にかかわるあらゆる人たちからの期待や要望、信頼に応える倫理的な行動を実践することで、事業の持続的な発展と社会のさまざまな利益との調和を目指しています。その行動に関する基本的な指針として、次の13項目の行動規範を制定しています。

社会との関係

1.法令・倫理の遵守と文化・慣習の尊重

 国内外のすべての法令および倫理を遵守することはもとより、当該国・地域の文化および慣習を尊重し、地球市民として良識ある事業活動を心掛けます。

2.人権の尊重

 すべての人の人権を尊重し、人種、肌の色、性別、宗教、政治的見解、国籍、社会的地位、出身などに基づく一切の差別を行いません。そして、差別的な言動、暴力行為、セクシャルハラスメント、パワーハラスメントなどをすべて禁止します。

3.政治・行政との健全な関係

 政治献金や各種団体等への寄付については関係法令を遵守した上で、正規の手続きに基づいて行います。政治・行政との癒着につながる一切の行動を排し、健全な関係を保ちます。

4.反社会的勢力との関与の禁止

 市民社会の秩序や安全に脅威をもたらす、反社会的勢力との関係を一切持ちません。また、反社会的勢力からの不当な要求には決して応じず、いかなる取り引きも行いません。

5.環境保全への取り組み

 地球環境の保護が重要な責務であることを認識した上で、環境保全に関する法令を遵守し、事業活動に伴う環境負荷・リスクの低減に取り組みます。また、持続可能な社会の実現に向けて、地球環境に配慮した商品開発や物流システムなどの構築に積極的に取り組ます。

顧客・取引先・役員・従業員・地域社会の方々との関係

6.顧客満足・信頼の追求

 お客さまに満足をお届けし、お客さまから信頼される企業へと進化し続けるために、社会的に有用で高品質の商品やサービスの創出を目指します。

7.安全な商品・サービスの提供

 企画開発・製造・販売・施工のすべての段階で安全性を最優先します。万一安全性を損なう恐れがあると判断した場合、事実関係を確認し、問題があると判明した場合には迅速に適切な処置を施します。

8.経営情報の開示

 株主や取引先に対して、財務内容や事業活動状況等の経営情報を適時・適切に開示するとともに、企業理念や経営理念、経営方針を明確に伝えます。そして、株主や取引先の意見や批判を真摯に受け止めます。

9.取引ルールの遵守

 すべての事業活動において、公正で自由な競争に基づく取り引きを尊重します。また特定の取引先に対して、不当に有利・不利な待遇を与えることなく、すべての取引先と良好な信頼関係を築きベストパートナーを目指します。

10.守秘義務・他者財産の尊重

 他社の営業秘密を厳守し、個人情報の不正使用を行いません。また、他社が所有する特許、意匠、商標、著作権、ノウハウなどの知的財産を重視し、侵害または不正使用を行いません。

11.働きやすい職場づくり

 職場の安全、衛生、防災に関する法令を遵守し、誰もが安心して働くことができる職場環境の整備と事故防止に努めます。また、労働関係法令を順守し、誰もが働きやすい健全な職場環境の整備に努めます。

会社との関係

12.社内規程の遵守

 社内規程は、会社の組織的かつ効率的な運営に必要な規則を明文化したものです。内部統制を図るために、全役員と全従業員は社内規程を正しく理解した上で、それを遵守しなければなりません。

13.利益相反行為の禁止

 全役員と全従業員は公私の区別を明確にし、すべての事業活動において会社の利益のために最善の行動をとる義務を負います。会社の利益を犠牲にして個人的な利益を得たり、第三者に利益を供与することは許されません。

労働環境の整備

新型コロナウイルス感染症に対する取り組み

 ケーツーステーションでは新型コロナウイルスの感染拡大の状況に鑑み、全役員と全従業員が安心して働ける安全な環境づくりへの取り組みとして以下の対策を実施しています。

■感染対策

社内での感染予防対策規則を設定し、全役員と全従業員に手洗いとマスク着用を義務化するとともに、来訪者にも手洗いとマスク着用を促しています。また、受付をはじめ社内各所に手指消毒のための消毒液・除菌液を設置しています。

■勤務体制

感染拡大の初期段階から在宅勤務と時差通勤を推奨し、その後、感染拡大の状況や各人のスケジュールなどに合わせて適宜、役員・従業員それぞれが在宅勤務もしくは時差通勤を選択できるようにしています。

■リモート会議

感染拡大以前からリモート会議システムを導入し、全役員と全従業員に対してオンライン上でのコミュニケーションを可能としています。また、拠点間の打ち合わせ、顧客や取引先との商談などの際には可能な範囲でリモート会議システムの利用を推奨しています。

ダイバーシティへの対応

ケーツーステーションでは多様な人材の能力を最大限に活かすために、ダイバーシティ(多様性)への対応を重要な経営課題の一つと位置付けています。時代の変化とともに多彩に広がる顧客ニーズへの対応を目的に、年齢、性別、学歴、信条、国籍、障がいの有無などを問わず、各社員が互いを尊重しあい、多様な価値観を受け入れる職場環境を支援することで、固定観念にとらわれない新たな価値創造を目指しています。

地域社会とのかかわり

岸和田だんじり祭への参加

ケーツーステーションでは社会貢献活動の一環として、本社が位置する大阪府岸和田市で毎年9月に行われる「岸和田だんじり祭」に参加しています。この祭りは江戸時代から続く伝統ある地域行事で、山車の「だんじり」が速度を落とすことなく方向転換をする勇壮な「やりまわし」がテレビ番組などで紹介され、今では全国区の知名度を誇るに至っています。K2ステーションでは毎年、希望する社員をボランティアスタッフとして祭りに派遣し、だんじりの曳航や屋台の運営などのお手伝いを通して地域社会の活性化を支えています。

公正な事業慣行

公平・公正な取り引き

ケーツーステーションでは、品質、価格、納期、安定供給のすべてに競争力を持ち、かつコンプライアンス意識を共有できる取引先との取り引きを原則としています。また、自由な競争によって選定した取引先とパートナーシップを築き、常に対等な立場での取り引きに努めています。新しい取引先についての常に門戸を開放し、必要であれば経営情報などの提示を行います。

調達コンプライアンス

ケーツーステーションでは、商品開発・製造に使用する材料や各種事業活動に必要な設備などを購入するときは、自由な競争によって選定した対等な立場にある取引先から、各種法令や社内規程に則った調達を行っています。

グリーン調達

ケーツーステーションでは、商品開発・製造に使用する材料や各種事業活動に必要な設備などの調達において、環境保全に関する法令を遵守することはもとより、環境負荷のより少ない物品の優先や、特定有害化学物質の不使用や削減を目指したグリーン調達を進め、環境への影響を低減するように努めています。

反社会的勢力の排除

ケーツーステーションでは、反社会的勢力との関係を一切持ちません。違法行為や反社会的行為にかかわらないよう、役員および従業員一人ひとりが社会常識と正義感を持つことはもちろん、コンプライアンス研修などを通じて基本的な法律知識を深めるよう努力し、常に良識ある行動に努めます。また、外部から不当な要求を受けた場合には毅然とした態度で接し、金銭などによる解決を図ったりはしません。

環境に配慮した紙カプセルの開発

ケーツーステーションでは、世界中で深刻化しているプラスチックごみ問題解決の一助とするべく、プラスチックに替わる新たな成形材料として、でんぷんとパルプのみを使用しプラスチックを一切用いない「パルプ射出成形(PIM)技術」により製造される成形加工品を、同技術の特許を有する大宝株式会社、段ボール製造大手のレンゴー株式会社との共同開発により製品化しました。この技術を使用した製品は世界初の紙カプセルとして、大手回転寿司チェーンに導入されています。ケーツーステーションが手掛ける紙カプセルの製造および使用には、次のメリットがあります。

紙カプセル

CO2排出量が3分の1

「パルプ射出成形(PIM)技術」によるCO2(二酸化炭素)排出量は、プラスチック素材であるポリプロピレン製造時のおよそ3分の1。

マイクロプラスチック問題を解消

成形材料にプラスチックを使用しないため、自然分解されずに半永久的に残り、海洋をはじめ環境に影響を与えるマイクロプラスチックを生み出さない。

再資源化が可能、有害物質の発生抑制

生産拠点を国内に置いているため、輸送に伴う環境負荷の軽減はもとより、海外サプライチェーンの分断リスク低減による円滑な供給体制を実現。

感染症対策商品の取り扱い

自動アルコール
ディスペンサー 液体専用

手をかざすと自動でアルコールを噴霧。単2乾電池4本使用で約3万回使用可能です。

自動アルコール
ディスペンサー
液体専用

フェイスガード/
フェイスシールド

軽量のフェイスガード、フェイスシールド。クリアーのアクリルシールドは顔面と適度な隙間で、メガネをかけたまま装着可能。

フェイスガード、フェイスシールド

KN95マスク

中国国家安全生産監督管理総局(SAWS)が検査をし、米国におけるN95規格と同様の基準とされるGB2626-2006規格をクリアしているマスク。

KN95マスク

マスク

マスク